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2013年 05月 11日
今日は、旧暦の4月2日。
5月2週目に入っても気温の低い日が続いていましたが 4月末には、島バナナを収穫できました。 この数日は湿度も高く、いよいよ入梅を告げる空模様。 動植物の動きも活発になり、夏に向かう実感があります。 彼の地より1ヶ月半くらい前に飛来した数羽のアカショウビン。 日増しに巣作りに大忙しの様子で、鳴き声も高らか。 他の野鳥たちが、仲良く並んでいる姿も増えています。 電線にとまっている鳩は、よく見るとアオバトのツガイでした。 それぞれの巣作りと守りのパトロールに忙しい折、各々の 食事時間に久しぶりの2ショットに出会う場面がありました。 昼食時、芝生の下の大きくてフレッシュなミミズを求めて カラスとセマルハコガメが遭遇し対面! 互いが気になる様子でセマルハコガメが頭を隠すと・・・。 カラスが覗き込み軽く甲羅をノック。 セマルハコガメが頭を出すと同時に飛び去ったカラスに安心 したのか、またマイペースで食事の続きをしながら自分の テリトリーへと姿を消してゆきました。 セマルハコガメが歩く場所に、ハブは近づかないと聞いた 事があります。以前はもっと日常的に、どこかの庭先でも 海岸沿いなどでもセマルハコガメの姿は見られていました。 雑食で、ブーゲンビリアの木の根元をかじる姿を見た事が あります。グァバにはあまり興味を示さず、数年前にはよく 実ったアセローラの木の下で満足気に食べていました。 普段はおっとりながら足は速く、フレッシュなミミズを前にすると 野生的な、目つきの鋭い獰猛なハンターに変身します。 パパイヤ館のセマルハコガメは、庭や、付近に生息しながら 1年に数回、生きている姿を見つけて嬉しくなる生き物。 自由行動の動物たちが気ままにのんびり過せる環境が 続くように考えて、日々、学びながらの庭整備です。 ゲストの方々にも自然の中の生活を、パパイヤ館の ゆったり空間で楽しんでいただければと思っています。 本日の朝食前の作業は、テラスの剪定から。 剪定した木を選別して、移植増殖に励みます。 この過程が、「緑の館」のエンドレスの基本です。 2ヶ月前に咲いた蘭の花は、まだしっかりついていて 少しシミは出てきましたが、ご長寿で頑張っています!
by blogpapaya
| 2013-05-11 18:00
| パパイヤ便り
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